ワタシタチノミドリ

今、仙台市にある貝ヶ森の緑が失われようとしています。 この場所を少しでも多くの人に伝えることを通して、 開発によって緑が脅かされていること、 そして仙台市の緑地保全を呼びかけていきたいと思います。

 友人が7月5日付けの河北新報の切抜きを届けてくれました。
JR東日本の清野社長が、とても素晴らしい事をお話になり
実践されている事を紹介している記事だというのです。




 JR東日本は、環境や景観に配慮した新しい鉄道林を整備して行く事を決め、
米沢市で新たな林をつくるための植樹式を行いました。これまでの針葉樹
一辺倒から脱却し、防風・防雪機能は維持しつつ、車窓から見て美しく、
沿線住宅地の景観にも溶け込むよう配慮し、花や紅葉がきれいな樹木を
選んだそうです。
清野社長もスコップを握り、ヤマボウシなどの苗木を植え、
『羽越線の脱線転覆事故(2005年12月)もあり、風対策は鉄道の安全、
安定運行には不可欠。百年前から維持して来た林を見直し、環境にも優しい
新たな鉄道林をつくっていきたい』と話されたと記事は伝えています。

あれーっ! 貝ヶ森6丁目の森には鉄道防備林と書いた標識がありましたよ。


以前に写真の提供をいただいておりました。
下の部分には、昭和24年12月新設 北仙台 1号林と書かれています。
昨年、この森を売却した後で、鉄道林の見直しを決めたのですか? 
60年前の鉄道林では見直す価値が無かったのでしょうか?

清野社長さん、今からでも遅くはありません。森は、手つかずのままです。
仙山線の安全・安定運行のために旧鉄道防備林を買い戻して下さい。
「鉄道沿線からの森づくり」により、昨年地球温暖化防止活動環境大臣表彰受賞
をした企業が鉄道林を売却したのは何かの間違いだったのではありませんか。

仙山線の仙台ー愛子駅間は、今や仙台市のアクセス30分構想の一翼を担う
公共交通機関です。豪雨による土砂崩れや地震による地滑りで不通になると
通勤・通学で迷惑を被る人は、何万人、何十万人の単位ではありませんか。

基準を満たす造成が行われたとしても、最大の問題点は、造成の基準
(法政令、条例等)が、実際の地震力や排水処理の効果に対して甘めである事
(したがって、大抵の場合は作れてしまう)と、基準が実際に守られたかどうか
をチェックする体制もほとんど無い事だと指摘する専門家がおられました。

また別な方から伺ったのは、丘陵地の谷埋め盛土は、大地震の際に盛土が
変動して被害を受けやすい特徴があるそうです。これは、切土区域と
盛土区域では地震応答特性が大きく異なることに起因し、盛土内における
地震動増幅そのものの影響や、増幅した地震動の影響が斜面崩壊や液状化等の
現象を引き起こして地盤破壊するためと考えられているそうです。

今のままの計画では、盛り土が多く切り土もある造成です。

地球温暖化防止活動の面からも鉄道の安全運行の面からも今一度考慮いただき
旧鉄道防備林の買い戻しを、清野社長にお願いに伺いたいと思った記事でした。


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2007.07.07 01:00 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(-) |
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